大事な家の塗り替えは、けっして後悔しないようにしたいもの。
しかし、塗り変えのきっかけや、色選びのコツなどわからないことが多いものです。
このページでは、そういう疑問にお答えします。
塗り替え時期っていつごろ?
住まいの耐用年数は、塗料や下地、また、様々な環境条件(日照時間、通風の具合、気候)などにより異なります。
5年ほど経ったら、一度住まいの周りをよく観察してみませんか。
下記の項目が見つかれば、塗装業者に相談することをお勧めします。早め早めのお手入れが、大切な住宅を長持ちさせます。
※塗替え期間の目安(一戸建ての場合)
外壁リシン | 5年 |
外壁吹付けタイル | 6年 |
外壁弾性吹付けタイル | 8年 |
屋根カラートタン | 10年 |
洋瓦(カラーベスト) | 10年 |
金属部(手すり・門扉など) | 5年 |
木部(柱、破風、窓枠など) | 3年 |
さぁ塗り替え!と思ったら・・・
住まいの傷み具合は、一軒一軒異なります。塗り替えは、適確な判断のできるプロにおまかせ下さい。診断見積りは無料ですので、安心してご依頼いただけます。
塗料の種類、状態、廊下の進行度合いなどを適切に判断し、塗替えの方法を決定します。
塗料の種類
外壁仕上塗料の主なものについては、アクリル樹脂塗料、ウレタン樹脂塗料、シリコン樹脂塗料、光触媒、フッ素樹脂塗料の5種類があげられます。それぞれに特性があり、お値段、また性能(耐久年数)が異なります。
塗料は症状や環境に応じた塗料の使い分けが必要です。工事前に、しっかり業者と打ち合わせをしましょう。日本の高温多湿という風土上の特徴から発生しやすいカビや藻。自宅のみならず、隣家にまで伝染する場合があります。住まいのカビには、早めの対処を!また浴室など内壁のカビについても、早めに相談されると良いでしょう。防カビ・防藻性に優れた塗料でカビの発生を抑えることができます。
環境や人には大丈夫?
新築の住宅、またはリフォーム後の住宅に入居後、めまい、吐き気、頭痛、眼・鼻・喉の痛みなどの症状を訴えるシックハウス(ビル)症候群は、室内空気汚染が原因とされ、新聞やテレビなどに取り上げられ、一般消費者もよく耳にするようになりました。
機密性の高い住宅への住環境の変化、また、建材や内装材、家具などに空気汚染物質を放散しやすいものを多用にすることにより、シックハウス症候群が発生しやすい状況を作っているといわれています。塗装組合加盟各社は、住む人の健康な暮らしを第一に考え、情報収集を忘れず、シックハウス対策としてF☆☆☆☆(フォースター※)表示された塗料を使用しています。また、作業に使用しました廃油・空缶類は、指定産業廃棄物処理施設で適正に処理し、塗料も用材塗料から水性塗料へと地球に優しい材料を選択しています。
※F☆☆☆☆とは、平成15年7月1日に建築基準法の一部改正で規制対象となったホルムアルデヒトの放散量の等級分類による表示。F☆☆☆☆は無制限に使用可。